徒然なるままに日暮し

はてなダイアリーからの移行です

マンガ小説特撮ゲーム。写真と着物。

連戦、鎌倉旅行。


予定より遅れて家を出るも、乗り継ぎが良くて無事集合時間に鎌倉駅に到着するウキョウ。
先に到着していたさきちさん・そらこさんと小町通り手ぬぐい屋くるりさんで無事合流しました。
そこから小町通りをてくてく歩き、鶴岡八幡宮へ。
雨だったり何やら設営中だったりで残念な感じでしたが、強風で倒れた大銀杏の名残を見たり、お参りしたり、御神籤引いたり(そしてさきちさんが大凶出して驚いたり)思い思いに楽しみました。
途中、雨コートを着こんだ着物姿のご婦人集団を発見。
白足袋にカバーを付けた草履、バッグ、雨コートと言う出で立ちで、正統派だよねーと3人で後ろから見送ったり(笑)。
ちなみにこの日のウキョウは、雨天にあっさり白旗を振って洋服です。
通称王子ルック(笑)。5月のさきち襲来の時も最終日が雨予報で(後半降られた程度)、ひとり洋服で参戦したお陰で王子エピソードが出来まして、そんな王子エピソードにあやかって?今回も洋服にしてしまいました。
ちなみにそらこさんはウール着物+綿袷羽織、さきちさんはウール着物+ショールです。




鶴岡八幡宮を後にして鎌倉駅まで戻り、駅の反対側にあるちらし寿司の店ちらしやにて、しらす丼を頂きました。
しらす大好きー!
店内も綺麗で明るく、そらこさん曰く隣にあった店がなくなって、改装して繋げたみたいで広くなってる!とのこと。
しらすは旬物で12月上旬でメニューからなくなるんですね〜。
おまけについていた和三盆のマシュマロもふかふかしていておいしかったです。




その後は江ノ電に乗って、長谷まで。
だいぶ雨が本降りになって来ていたのですが、まだ動けるだろう!と言うことで、ここから長谷寺まで歩きます。
しかしながら雨が辛い……天気が良ければ、紅葉がとても見頃だったのだと思いますが、雨で足元が悪く(ウキョウは長靴だったので問題なし、そらこさんは雨草履+足袋ックスさきちさんは前日爪先を削ってしまったロングブーツ)水溜りトラップを避ける必要がある為、始終足元ばかり見ていました。
残念だねぇと言いながら、1)とりあえず長谷寺の敷地内にある食事処で休憩する、2)とりあえず山を降りる、3)とりあえずこのまま雨が小振りになるのを待ってみる、の3択のうち、選択権のあるさきちさんが2番をチョイス。
天気の良い時にまた来たいね!と言いながら下山しました。



途中、行きに見つけた、長谷寺のすぐ近くにあった下駄の出ていた小物屋?古物屋?さんがありまして、店先は半分シャッターが下りていたのですが、そらこさんが扉を開けて尋ねたところ開店中とのことだったので、雨宿りがてら見て行くことに。
花ぐるまさんと言うお店でした。
古い民家を土間に改築したのかな?とても古風な作りのお店で、中には……中には着物から小物までぎっしりと古物が詰まっていました!
ガラスケースの中に溢れんばかりのアンティーク着物が畳んで積まれているのを見て「これ割れるんじゃ」と戦々恐々としたり、天井からオーナメントの如く足袋がぶら下げられていたり、とても面白かったです。
そんな中でそらこさんがレースの夏帯(開き名古屋かな?)を発見!
とてもかわいくてそらこさんの好みど真ん中だったと思われます。
さっくりとそちらをお買い上げ。
そしてさきちさんも、魚がいる!と言ってかわいい簪を購入していました。
ウキョウも何か……と思ったのですが、流石に着物や羽織は濡れるのが心配なので、今回は我慢です。

入口近くに小さなケースに並べられた帯締めを見つけた時の、そらこさんのテンションの上がりっぷりが最高でした。
即座にMAXでしたもんねー。
こちらのお店は本店が近くにあるけど今日はお休みらしく、是非また本店にも行きたいしここにも来たいね!と穴場を見つけてホクホクです。
ちなみに定休日はなく、天気が悪いと開店しないとかそんな感じだそうです(笑)。
そんなこんなでお店から出ると、なんとなく暖かい。
山を下りた時から比べると少しは雨脚が弱まっていたのもあって、お店のお姉様にご挨拶して駅まで戻ります。
長谷寺は残念だったけど良いお店みつけたね〜と言いながら、今度は長谷から和田塚へ移動。
駅からすぐの線路を渡ったところにある無心庵さんと言うお茶屋さんへ行きます。



そらこさん「駅からすぐ線路を渡るんだよー」
ウキョウ「近くなんだー」
そらこさん「すぐなんだよ!線路渡るんだよ!」
ウキョウ「ふーん」
……和田塚到着……
ウキョウ「何コレ本当に線路だ!!!」
そらこさん「ねー!言ったでしょー!!!」
ウキョウ「軌道のレールに敷石踏みしめて入るお店って一体!」
さきち「……(茫然)……」


こう、改札(無人駅なのでPASMOタッチの機械があるだけ)を出ると細い脇道のようなものがあってですね、それがそのまま軌道に繋がっていて、反対側にこっち向きに門構えが向いた玄関があるんです。おかしいだろ!
軌道は道路じゃないのに!と本気で思った2012年冬。
お店は入り口からして普通の一軒家です。
門をくぐり、玄関の上がり框で履き物を脱ぎ、囲炉裏のある和室で一旦留め置かれます。
部屋は8畳位の一間かな?(もう畳み何畳と言うのが判らなくなりつつある……)に4人掛けのちゃぶ台が4脚あり、すぐに縁側でした。
玄関脇の部屋なので、庭と一緒に門が見え……ついでに走り去る江ノ電が門の向こうに見える不思議空間。
凄かった。何事かと思った。
ここでは、そらこさんが黒ごまきなこ(アイス+黒ゴマきなこ掛け+寒天+黒蜜←急須のお茶に見えた・緑茶のセット)、さきちさんが抹茶(白と黒の餡子玉2個・お抹茶セット)、ウキョウがあんころ餅(お湯につかったお餅4切れ+きゃらぶきが載ったこし餡+緑茶のセット)をそれぞれチョイスです。
甘味がおいしかったー!
お茶をもう少し飲みたいところでしたが、単品が見当たらなかったのでそこは我慢……
出る前にウキョウがトイレに行っている隙に、着物2人は囲炉裏端で小芝居写真を撮っていた模様です(笑)。




お会計を済ませて、またもや軌道内を歩いてほんの数歩で駅ホームへ。
小町通りまで戻って、さきちさんがいくつかお土産を買い込み(ご当地ものとかではなく、普通に家で使える小皿とか)、再び鎌倉駅まで戻ります。
さきちさんの手荷物をコインロッカーから回収して、鎌倉駅でそらこさんとはお別れ。
その後はさきちさんと横浜までご一緒し、横浜でお別れしました。
天候に左右される航空便利用だったので早めに空港に着いてた方が良いよね、と思って、余裕を持ったスケジュールだったのですが、飛行機遅延は見逃していました。
さきちさんも無事宮崎へ戻れたようで何よりです。



そんなこんなで、箱根・鎌倉旅行は幕を下ろしました。
遠路遥々来てくれたさきちさん
鎌倉旅行を計画してくれたそらこさん
別件で箱根旅行を先にしてくれてたお陰で色々情報もらえて助かった雪ん子さん
ありがとうございました!
また別の季節にも行きたい&色んなところへ行きたくなる着物de旅行でした。
楽しかった!