徒然なるままに日暮し

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橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き。

国立西洋美術館にて開催中の橋本コレクション指輪展を見に行ってきました。
ポスターが上手すぎた。
展示数は300点程。
指輪がほとんどで、一部絵画やトルソーが着たドレスもありましたが、基本小さな指輪なので、ボリューム的にはちょっと物足りない感じ。
とは言え、キャプションや展示方法が凝っていて、それも含めて面白い展示会だったと思います。
メインが小さい=身を乗り出してガン見しないと見えない=後ろから覗き見ること不可能=一点に要する一人頭の閲覧時間が長い、ということで、展示スペースの間が大きく取ってあったり、キャプションがフォント大きめで短文になっていて読みやすかったり、展示物の上空間にその展示物の写真がレイアウトされていたり。
煌びやかな宝飾品を見に行くつもりだと、ちょっと肩透かしを食らうかもしれません。
どちらかというと、タイトルにある「時を超える輝き」と言うように、時代の移り変わりや、指輪の意味を見るのに良い感じ。
フェデ・リング(手を繋いだデザインの指輪)とか、ギメル・リング(抱き合わせると1つの形になる2連の指輪)とか、ポージーリングとか。
メメント・モリとか、カメオ(浮彫)とか、インタリオ(沈め彫)とか、こう、端端ににやりとするものがですね。ありますよね。
校章の印章指輪とか、憧れたっけなー(果てしなく中二)。