徒然なるままに日暮し

はてなダイアリーからの移行です

マンガ小説特撮ゲーム。写真と着物。

秩父銘仙

着付け教室の特別講座と言うことで、秩父まで行ってきました。
秩父銘仙館と織元さんの工場見学です!
織元さんは普通の工場なので、本来なら土日休日(要は普通の工場と一緒)なのですが、今回特別に工場内を案内してくださいました。

まずは着付け教室のメンバーと立川駅で待ち合わせです。
皆さんもちろん着物!
……雨だったら洋服でも良いですかと聞いたのはウキョウです……だってそんな根性ない……
しかしながら、この日はすこーんと気持ちの良い秋晴れっぷりで、行楽日和でした。
ウキョウはいつも通りの格好で良いかなーと言うことで、単衣紬に赤い名古屋帯、芥子色のがま口バッグ、そしてカメラを斜め掛け、と言う格好だったのですが、教室の先生に「上から下までまるっと、らしいわー」と言われました。
てへ。



立川駅からまずはJR青梅線拝島駅へ。
ここでおひとり合流し、更にJR八高線東飯能駅へ移動します。
西部秩父線へ乗り換えて、まさに山を越え谷を越え……途中のトンネルとかめっちゃ長かった!
ここカントーだよね?と本気で思う線路周辺の集落っぷりで、久し振りにわくわくしました(笑)。
西部秩父駅に着くと、今回の銘仙工場の広報担当?の方と、特別教室では顔馴染みの着物に詳しい外部講師の方が(ウキョウは特別教室自体が初参加だったので初顔合わせでした)。
お二方とも白髪のロマンスグレーのおじい様です。


まずはちょっと歩いて秩父銘仙館へ。
館内の案内係の方に色々と説明して頂きながら、ぐるっと見て回ります。
着物が展示してあるコーナーだけは撮影禁止でしたが、他はいくら撮っても良いよ!とのことで、ひとりウハウハとシャッターを切っていました。
そんな訳で写真沢山貼ってしまいます。











↓カメラのモードで遊んでみました。
こちらはポップ。

↓こちらはレトロです。







その後、マイクロバスにて15〜20分程走り、山の中へ。
割烹民宿旅館やまぶきさんにて昼食です!
本来は昼食のみでは受け付けておらず(団体さんの宴会や宿泊メイン)とのことでしたが、今回見学させて頂く織元さんが懇意にしていると言うことで、特別に昼食会場として利用させて頂きました。
お料理おいしかったー。
多過ぎず、少なすぎず。
庭木の金木犀がすでに咲いていました。


そこから再びバスで移動です。
10分とかからなかったかな?
織元である逸見織物(へんみおりもの)さんの工場へ到着です。
ここが凄かった!本当に工場でした!!
昔ながらの木製機織機や糸をボビンに移す機械、試し織、等など……
一緒に銘仙館から案内してくださった広報担当(笑)の方は、逸見織物の三男坊とのことで、長男の方が社長(もちろん実働する)、次男の方が機械周り担当(もちろん実働)、な感じなのかな。
色々と代わる代わる説明してくださり、更には機も動かしてくださり、とても興味深かったです。
こうして出来るんだーと実感しました。
手間暇かかるから(出来上がったものが)高い、と言うのもありますが、それと同じ位燃料代がものを言うんだな、と言うことに改めて気付かされたり。
燃料、馬鹿にならないですね……









その後、休憩しましょうと言うことで、どうやら逸見織物……と言うか逸見さん宅へみんなでお邪魔しました(!)。
お茶を頂きつつ、折角なのでと色々と反物を見せて頂きます。
もう凄かった!
反物の山だった!
ウキョウのテンションが半端なく上がり、先生方に笑われる位でした(照)。
ご自由にご覧ください〜と言われて、脇に積まれていた反物(洗い待ち)を掘りまくりです。
先生方もB反コーナーでお店を広げてたし、やはり女性は積まれていると掘り返したくなる模様です。


そんなこんなで長々とお邪魔した後は、駅まで戻り、お土産タイムです♪
ハチミツの加工品で、コーンスターチの粉の中を何度もくぐらせて10000本以上の細い糸にし、それできなこやら胡麻やらの粉末を巻いて(巻くんですよ!)作ったと言う不思議なお菓子を実演販売しておりまして。
お兄さんの口上と手捌きが大層見事で、頂いてしまいました。
大事だよね、口上!
そして秩父は某アニメで有名なようでした。
ちゃんと見てなかったからなーあれ。色々といらっとしてしまってなー。



その後、行きと同じ道を逆順に辿って、19:00過ぎに立川駅へ到着しました。
そこで解散。
先生方は一度教室に戻るとのことで、ウキョウはここでお別れです。
関東地方のはずなのに、やたらロングジャーニーでしたが(スマホの万歩計が郡山旅行の時より乗車時間長いって言ってた)、楽しい旅でした。
こう言うのだったらまた行きたいなー。