徒然なるままに日暮し

はてなダイアリーからの移行です

マンガ小説特撮ゲーム。写真と着物。

完全一致と四天王


サントリー美術館で開催中の、「高野山の名宝 高野山開創1200年記念」を見てきました。
こちらは通常18:00閉館(最終入場17:30)なのですが、金曜日だけは(たまに土曜日も含む)20:00まで開館しているのです。
これなら仕事後でも駆け込める!と(今週こんなんばっかだわ)ばかりに、駆け込んできました。
四天王像が来ていると聞いて、是非とも見たかったのです!



内容は重要文化財だらけで展示点数は少ないかもしれませんが(会期中に展示替え予定あり)、見ごたえ抜群でした!
一番見たかった四天王像はもちろんですが、目玉の八大童子像や、執金剛像も圧巻です。
いやぁまさかここで、いわゆる「ひーくんと相違なし」と言われている童子像が見られるとは思いませんでした……
どうやらそう思っていたのはウキョウだけではなかったようで、数人が「檜山だわ」「檜山……」「完全一致」と呟いていました(笑)。
ガラスケースに入っているのは主に絵画・書物で、仏像関係は幅を十分に取った形でのケースなし展示です。
なので、像の後ろ側とか、凄くよく見えるのです。
背中やスカート?の中はもちろん、手首足首に巻いている布の質感や領巾の感じが良く見えて、とても面白かった。
四天王の足元にいるのは、全員唐獅子なのかしら、とか、八大童子の最後の子(阿耨達童子)が乗っているのは麒麟麒麟よね?とか、下から見たり後ろから見たり身を乗り出してみたりと、それは堪能させて頂きました。
高野山、行ってみたいなぁ。