徒然なるままに日暮し

はてなダイアリーからの移行です

マンガ小説特撮ゲーム。写真と着物。

舞の会


2週間程前に母上から「平日だけど舞見に行かない?」と連絡がありました。
ええと、地唄舞って言うのかな?女性が舞うと言う女舞です。
地唄舞どころか能・狂言・歌舞伎とどれも見たことがなかったので、諸手を上げて見に行くと答えました。
30周年記念の発表会で、事前に頂いた演目パンフでは開演が15:30。
そして終了予定時刻が……20:00……?
え、あれ?
縦書きだから文字を見間違えちゃったかな?
しかし何度見ても15:30開演、20:00終了予定です。
うん、それなら仕事上がりでも行けちゃうね☆
職場も会場も都内でしたので、年度末の為報告書提出がいつもより多かったのですが、それをクリアしてベルサッサで行ってきました。
タクシーで。
お陰様で18:20位には国立劇場へ着くことが出来ました。
チケットを出して、とりあえずロビーへ。
どうやら休憩後の2曲目みたいでした……休憩時間には間に合わなかったか。
ロビーには何人も人がいて、会場内が映っているモニタを見ている方がいれば、おしゃべりに花を咲かせている方達もチラホラいます。
とりあえず長丁場になると思われたので、トイレに行っておこう。そんでもって曲の合間に入ろう。しかし招待券って書いてあるだけなんだけど座席は自由席なのかしら……?
いざ会場内に入ってみると、完全自由席でした。
半分〜1/3位の方が着物姿(女性)で、思わずガン見するウキョウ(笑)。

ほとんどの方はは色無地かな、若い方がピンク系で、お歳を召した方がベージュ系の着物で、多分皆さん袋帯です(だってキラキラしてた)。
何人か濃い色の着物の方がいて、逆に新鮮でした。
曲が1つ終わると会場のライトが付き、しばらくするとライトダウンして曲の解説→緞帳が上がる、と言った感じで始まりました。
詳しいことを知らないまま行ったのですが、色々と面白く見ることが出来ました。
パンフに歌詞が書いてあって、地唄いがどの辺まで進んだか判るのですが、ふとパンフを見るとまだ半分位しか歌ってないとか、唄に合わせて踊る方も大変ですが、唄う方も大変ですね。
舞や唄は判らなかったのですが、舞台上の演出が曲目毎に変化していて面白かったです。
背景が襖だったり、御簾?だったり、燭台の位置や形が違ったり……
もちろん着物や帯結びが個人的には一番の見どころでした。
でっかい文庫結びがかわいかったです!(そうじゃないだろう)
八島と言う演目があったのですが、舞う方が女性だったのに、とても男らしくて格好良かったです。
あれが飛び安座かな……?凄い……
葵の上も素敵でした。
合計で5曲位見ることが出来たでしょうか。


上演が終了、さてどうしよう母上いるのかしらときょろきょろしていると……



母上「ウッキュン!(仮)」
ウキョウ「あ、お母さん!」
母上「ちょっとこんなところでお母さんとか言わないの!」
母友人「あら娘さん?」
母上「ほら〜」



うんならば娘はどうしたら良いのさ母上よ。
そんなこんなで帰り際に丁度良く母上に合うことも出来たので、帰り途を途中まで混ぜてもらいました(教室の方お二人と一緒にいたので)。
また機会があったら、こう言ったものを見に行きたいと思います。



ちなみに写真は、うちの母上です。
天邪鬼な母上らしく(?)、季節柄皆淡い色を着てくるだろうから、前からこの訪問着着ようと思ってたの!目立って良いでしょ!と鼻息荒く力説してくれました。
流石母上。素敵です。